研修№95「【看護師職能Ⅰ委員会企画研修】外来における在宅療養支援能力向上のための研修」の開催について

上記研修会を下記のとおり開催いたします。皆様のご応募をお待ちしております。
※お申込み期間を9月13日(金)まで延長いたしました。

  • 研修目的

・外来看護を取り巻く現状と課題のもと、地域における自施設の外来が果たすべき役割と、自らが外来で担うべき役割を認識するとともに、外来患者を支えるために必要な在宅療養支援に関する知識を習得できる。
・習得した知識を、在宅療養支援の強化に向けた取り組みに役立てることができる。

  • 研修目標

①講義を通じて、外来看護を取り巻く現状や国の政策について理解することができる。
②所属施設の医療機能や地域の実情等から、地域で切れ目ない在宅療養支援を行う上での、自施設が担うべき役割を理解することができる。
③①及び②を踏まえて、演習によって、在宅療養支援における自身の役割や課題に対する認識を深め、実践力の強化につなげる機会とする。

  • 主な対象

外来勤務の看護職
(常勤や非常勤等の雇用形態、また、短時間勤務等の勤務形態は問わない。救急外来勤務も含む)
看護実践能力習熟段階Ⅱ

  • 受講形式

インターネットを利用したeラーニング講義を受講後、演習を受講します。(演習受講には、eラーニング講義の修了が条件となります。)
〇eラーニングを視聴(講義)【200分】
〇事前課題
〇演習【150分】

  • 受講申込方法/受講料

本会研修システム「manaable(マナブル)」からお申込み願います。
※申込期限 令和6年9月13日(金)23:59まで(延長いたしました)

受講料:会員 3,000円/非会員 5,000円

お申込みはこちらから
→ https://ina.manaable.com/login/137c0ede-fa9c-4189-a640-df07b857df5e/detail

〇eラーニング講義【200分】

令和6年9月10日頃から各自受講
※受講決定後、eラーニング詳細についてご案内いたします。

単元/主な内容 講師 時間
1

外来看護を取り巻く現状と課題、国の政策動向等に基づく外来看護職の役割
1.外来看護を取り巻く環境の変化
2.外来医療に関する政策動向
3.社会の変化と政策動向に基づく外来看護職の役割

吉川 久美子 先生

(公益社団法人日本看護協会 常任理事)

26分
2

外来における在宅療養支援
1.在宅療養支援とは
2.なぜ在宅療養支援が必要か
3.在宅療養支援を担う看護職の役割

永田 智子 先生
(慶應義塾大学
 看護医療学部 教授)

47分
3

在宅療養を支える地域連携とネットワーク
1.なぜ地域連携が必要か
2.地域との連携体制構築の方策

吉田 千文 先生
(常磐大学 看護学部
 教授)

42分
4 在宅療養患者(外来患者)の意思決定支援
1.意思決定の現状と課題
2.外来看護職に求められる意思決定支援

藤井 淳子 先生
(東京女子医科大学病院
家族支援専門看護師)

40分
5 在宅療養患者(外来患者)を支える社会資源
1.在宅療養患者が活用可能な社会資源の基礎知識
2.地域における多職種の連携・協働の実際と推進の必要性

松本 明子 先生
(医療法人社団聖カタリナ病院 ナースマネージャー)

39分

※収録時点の講師の所属・職位を記載しています

〇事前課題

eラーニングによるすべての講義を受講後、演習実施前までに下記の①②、または①③について、各自がまとめる。(A4 1~2枚程度)

①地域における自施設の役割と外来看護職として自ら担う役割等について
②外来看護に関する実践事例
③外来における療養支援について自身が感じている課題

※事前課題の提出方法及び提出期限については受講決定後、お知らせいたします。

〇演習【150分】

◆開催日 令和6年11月2日(土) 13:30~16:00
◆場 所 茨城県看護協会 看護研修センター 4階 大研修室
◆プログラム
 ・講  義 「地域の現状や自施設を取り巻く状況等について」
 ・事例検討 グループディスカッション
 ・全体共有 グループからの報告及び質疑応答・意見交換