№82 災害支援ナース養成研修について
- 2023/08/01
- 研修情報
新たな「災害支援ナース養成研修」を以下のとおり開催いたします。※詳細「実施要項」参照
希望される方は、研修申込システム「manaable」よりお申込みください。
マナブルはこちら→ https://ina.manaable.com/
1.開催日程
■オンデマンド研修(4日間)※期間内に各自受講
令和5年10月2日(月)~11月24日(金)
※オンデマンド研修受講修了者のみ集合研修を受講可
■会場研修(2日間)※①・②は同一内容のいずれかを選択
①№82 災害支援ナース養成研修(会場研修11月29日・11月30日)
②№82 災害支援ナース養成研修(会場研修12月11日・12月13日)
2.募集期間
2023年08月01日~2023年09月13日締切
3.定員
①50名 ②50名 計100名/2日間
災害支援ナースの新しい取り組みについて
1 災害支援ナース(災害・新興感染症対応)の養成研修及び登録派遣制度
1)新たな養成研修の実施、修了者の管理・情報提供
日本看護協会及び都道府県看護協会は、災害支援ナース(災害及び新興感染症の発生時に医療機関等への応援派遣に対応できる看護職)の要請に備え、養成研修の計画実施及び修了者のリスト管理を行う。都道府県看護協会は、県行政に対しリストを提供し災害派遣に備える。
2)災害支援ナース(災害・新興感染症対応)養成研修の実施
(1)災害支援ナース養成研修【講義(オンデマンド)+演習(集合)】
①講義(e-ラーニング):20時間【4日間】*総論,災害各論,感染症各論
②演習(集合) :10時間【2日間】*災害,感染症
(2)対象者
災害及び新興感染症発生時に他の医療機関等に応援派遣されて、災害支援看護業務及び新興感染症支援看護業務に従事することを目指す者。
(3)養成研修修了者のリスト管理→県へ提出
茨城県看護協会は、全てのオンデマンド研修および集合研修を履修した看護職を「養成研修修了者」としリスト化する。そのリストを茨城県に提出する。
3)茨城県と県内医療機関間の協定締結
(1)茨城県知事と医療機関との間で「災害・感染症医療業務従事者」の他の医療機関等への応援派遣(県内・県外)を含めた協定を締結
(2)茨城県看護協会は、修了者リストを茨城県に提出
(3)茨城県は、修了者リストから協定締結医療機関に勤務する者を「災害・感染症医療従事者」として登録する。
2 新たな応援派遣調整
1)災害発生時および感染症発生・まん延時の対応(図)
(1)各都道府県内で医療人材確保に取り組む(県と県看護協会が連絡調整)
(2)更に医療が逼迫した場合、厚生労働大臣(日本看護協会に委託)は、派遣要請県や応援実施県の行政や看護協会と連携し、全国レベルの応援派遣を行う。
2)応援派遣にかかる費用
(1)活動時には災害救助法・改正感染症法の規定に基づき、応援派遣にかかる費用を公的負担する。
3)今までの災害支援ナースに登録していた人はどうなるの?
(1)従来災害支援ナースとして活躍いただいていた皆さんも、新たに感染の研修と実習を受けて、登録することが求められます。
(2)活動の際は、勤務する施設が事前に行政と協定を結んでいることが必要になります。
(3)医療機関以外に勤務する看護職や勤務していない潜在看護職等の看護職は、茨城県または 茨城県看護協会と雇用契約を結び、在籍出向で派遣することなります。